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集団的自衛権の行使容認に反対する会長声明

2013.12.12

日本国民は、「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起きることのないようにすることを決意し、」「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。」(憲法前文)そして、憲法第9条第1項では、戦争を永久に放棄し、第2項で戦力を保持しない、交戦権も認めないと明言した。憲法前文や第9条は、非戦・非軍事の平和主義を宣言した点で世界の憲法の中でも先駆的な意義を有するものであり、ほとんどの国民は、これを支持して来た。
 憲法第9条の本来の意味からすれば、自衛権が存在することは当然としても、戦力や武力の行使を伴うこととなる自衛戦争の放棄…

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特定秘密の保護に関する法律の成立に抗議する会長声明

2013.12.09

本年12月6日深夜,参議院本会議において特定秘密の保護に関する法律案の採決が強行され,同法律(以下,「特定秘密保護法」という。)が成立した。
 当会は,同法案に対して,本年11月11日に「特定秘密の保護に関する法律案に反対する会長声明」を発表するとともに,街頭宣伝やパレードをするなどして,その成立に反対してきた。
 今回成立した特定秘密保護法は,特定秘密の範囲が広範かつ曖昧に過ぎるうえ,官僚が恣意的に特定秘密を指定する危険性を除去する実効的な方策は規定されていないため,上記会長声明で指摘したように,本来国民が共有すべき情報さえも隠ぺいされてしまう危険…

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